ドラマ『最愛』で、梨央(吉高由里子)の父がくも膜下出血で亡くなるシーンがありましたね。
そのシーンが不可解でなりません。
個人的になにか裏があると考えます。
今回は父の死因が本当に病気(くも膜下出血)だったのか、他殺の可能性はあるのか、について考察していきます。
梨央の父の死因はくも膜下出血?

父は寮の2階のソファーで座っている状態で死んでいるのが見つかりました。
その後の梨央の家に親戚達が来たときに『くも膜下出血やて』『まだ一週間よ』『あっとゆうまやなあ』と話しているシーンがありました。
なので、死因は『くも膜下出血』ということになっていましたが、不可解な点がいくつかありました。
この『まだ一週間よ』というのもどういう意味なのか気になりますね。
不可解な点についてまとめてみました。
父の死に不明な点がいくつか発見される
父の死に不可解な点
- 椅子に座って静かになくなっていた
- 手には携帯が握られていた
- 梨央のメールを開いた状態で亡くなっていた
- 亡くなっていたのはロビーですぐ近くに寮生たちの部屋がある
- 優が叫んだ瞬間寮の部屋からたくさんの部員が出てくる
- あれだけの人がいたのに誰も父の死に気付かなかった
くも膜下出血について
脳は一番外側の硬膜、くも膜、内側の軟膜という3層の脳膜に覆われいます。くも膜と軟膜の隙間には、脳に豊富な酸素と栄養素を届けるたくさんの太い動脈があって、この部分の動脈が破れて出血した状態がくも膜下出血といいます。
引用元:https://www.ymc3838.com/sah/
くも膜下出血の症状は、突然の強烈な頭痛、頭を金属バットで殴られたような痛み、どんどん強くなる痛み、意識障害、嘔吐があるそうで、この症状であるならば、父が見つかったときの状態がおかしいとおもいませんか?
ただ眠っているかのように静かに、ソファーに座っていました。
そして手にはきちんの携帯が握られています。
もしも膜下出血で、強烈な頭痛が襲っていた場合、あの状態でいられるでしょうか?
普通であれば、
きっと急に頭痛に襲われたのであれば、声も出すのではないでしょうか?
にもかかわらず、寮生たちが気付かなかったのはなんでなのでしょうか・・・?
おかしい点が山ほどありますね。
くも膜下出血の前兆症状
- 血圧が激しく上昇、下降する
- 頭痛はそれほど強くない場合もある
- 視力低下、めまい、吐き気や嘔吐、意識低下
父がくも膜下出血だったとすれば、なんらかの前兆があったはずです。
ひとつだけあったのは、梨央が受験に行く際、父が裏口から梨央を呼んでドアを閉めた後、ドアの向こう側でふらついているような影が映っていました。
これが、『めまい』という症状になるのでしょうか。
しかし、この時以外はそんな様子はありませんでした。
ただそのシーンを映していないだけという可能性もあるので、なんとも言えません。
くも膜下出血は何が原因で起こるのでしょうか?
くも膜下出血の原因
くも膜下出血の約90%は、脳動脈瘤の破裂から発症するとされています。なお、脳動脈瘤は、先天的な嚢状動脈瘤、生活習慣病などによる動脈硬化が関与する紡錘状動脈瘤、ストレスや動脈硬化による解離性動脈瘤に分けられます。
引用元:https://www.ymc3838.com/sah/
くも膜下出血は、頭を強く打ち頭蓋骨内部(くも膜の下)に出血が起きた場合にも発症します。
症状は頭を打った後すぐ症状が出る場合と、1~2日、時には数日経ってから起こる場合もあるとのこと。
もし、父の死因がくも膜下出血だということが本当であれば、
父は亡くなる前日に起きた事件になにかしら関わっている可能性がかなり高い人物なので、この事件の日に頭を強打し、次の日に症状が出たとも考えられますね。
くも膜下出血には、精神的ストレスから発症する場合もありますが、それは女性に多いそうなので、今回はその可能性は低いのかもしれません。
くも膜下出血であるという証拠はあの親戚の『くも膜下出血やって』という言葉でしかありません。
なので、症状からして本当に死因はくも膜下出血だったのか疑いが残ります。
病気ではなく他殺の可能性も!

先ほど不可解な点にあった、『寮生がたくさんいたにもかかわらず、誰も死んだことを気付いていなかった』こともあり、病気ではなく、他殺の線もあるのではないでしょうか。
優が父が死んでいるのを発見して『いやああああああ』と叫んだ瞬間、ロビーに直結している部屋からわらわらと寮生が出てきました。
これかなりおかしなシーンでしたよね。
あれだけの人がいて、本当に気付かなかったのでしょうか?
前日寮生達は飲み会だったため、疲れて寝ていた可能性もあります。
もしくは飲み物か食べ物に睡眠薬を入れて眠らせていた可能性も・・・
その隙を狙って、誰かが病気を装って父を殺したのでは?
もし他殺であれば、くも膜下出血を装って薬で殺した可能性があるので、薬学に詳しい人物ですね。
薬学といえば、元嫁が製薬の会社・・・ということで、
元嫁が誰かを使って殺した?梨央を東京に来させるために??
うーん。ちょっと無理がありますかね。
あの事件の日に大麻をやっていたメンバーの中に渡辺のように薬学に詳しい人間がいた。という可能性の方が高いですかね。
犯行動機は、大麻をやっていたことがバレて父に問いただされたから消してしまおうとかですかね。
藤井が怪しい?

ひとり怪しかったのは、藤井(岡山天音)ですが、優が叫んで父の異変を察知した長嶋(大麻P参加)が真っ先に駆け寄って『達夫さん!!達夫さん!!』と身体を揺さぶりましたが、それを見た藤井は『動かすな!!』動かしたらまずいことを知っていたかのようなセルフですよね。
しかしこれは、医療について少し知識がある人であれば、脳卒中や脳梗塞、くも膜下出血などの脳の病気だったら、やたらに動かしてははいけないことはわかるので、これだけで怪しいとは言えないかもしれませんね。
意識を失っている→脳の病気の可能性があると考える可能性もあるのではないかと思います。
しかし、藤井がそこまで頭が回るかどうかはわからないので、事件現場を目撃しているor事件について何か知っている可能性はあるかもしれませんね。
藤井は大麻組ではなく陸上の打ち上げ組でしたから、なんらかの理由で寮に戻ってきたところ現場に遭遇した?とかですかね。
確かに宮崎(松下洸平)と共に刑事になっていることから、今後キーマンになってくる可能性は大ですね。
そして、謎に藤井だけが葬式の前に梨央の家を訪ねているんです。
そこも、ちょっと怪しさを感じてしまいますね。
しかもお葬式に梨央の母の会社の弁護士が登場したシーンで藤井が弁護士を睨んでいるところと、大麻パーティー参加者の長嶋と青木菜奈がかなり思い詰めた様子ですれ違うところがフォーカスされています。
これはなにか父の死と関係がありそうですね。
さて、私の考察はこんな感じです。
まとめると
- 見つかったときの状態からして父はくも膜下出血ではない
- 病気ではなく他殺の可能性
- 犯人は藤井・・・?
- あの夜の事件も犯人は藤井・・・?
- それに感づいた父を消す
- 長嶋と青木も事情を知っているが大麻をバラされるのを恐れて黙秘
ではないかなと思います。
どちらにしても、父があの夜の事件現場にいたことは間違いないと考察します。
まだ不可解な点が多いので、今後いろいろ解決のヒントが出てきそうですね。
また新しい情報が出れば再度考察したいと思います!